コンタクトレンズ処方

勉強してみたいと思います!

2019.10.28

玄侑istのわたしは、もっぱら禅に関する書籍をよんできましたが

最近、浄土真宗や親鸞聖人を勉強してみたいと思うようになりました。

 

実家が浄土真宗であることも理由の一つですが、

最近、40年ぶりにメールで話すようになった高校の同級生の方の影響でもあります

この方は、現役で京都大学理学部に合格し、その後休学し、翌年大阪大学医学部に合格

すなわち2年のあいだに、2つの難関国立大学に合格されている逸材です。

その彼が、今、浄土真宗系の病院を共同経営されているとのことで、

わたしも浄土真宗を勉強してみたいとおもうようになりました

いま、彼にお勧めの書籍を問い合わせているのですが

待ちきれなくなり、下の書をとりあえず買ってみました

親鸞聖人のお考えを真剣に勉強してみようとおもいます

花咲(わら)う、被災地の櫻と復興

2019.08.30

写真を撮られた青柳健二さんによりますと

「これまで私は多くの被写体をカメラにおさめてきたが、櫻を撮ったことはなかった。

撮ろうという気持ちが起きなかったのだ。けれど、被災地で懸命に咲く櫻に、私は

「命の木」の美しさを感じ、初めて撮りたいと思った。「津波や放射能なんかに

負けるものか」と必死に生きる被災者の姿ともダブって見えた。」と仰っている。

 

この素晴らしい櫻の写真に文章で解説を行っているのが我が玄侑さんです。

「震災で大きく地面が揺れたため、東北の櫻の多くは根切れを起こしているに違い

ありません。太い根が切れてしまうのは、木にとっては大きなダメージになります。けれど、その年もその翌年も櫻はきれいな花を咲かせました。たくましさに感じ入ります。

震災以後、実生(みしょう)の櫻を育てるという活動が起こっています。実生というのは、

種から発芽して生育した植物のことです。苗を移植すると、主根が一度切られてしまいます。

主根を切って側根を増やすのは移植の際の一つの方法なのですが、いちばん長生きするのは

主根を切らず、種を植えた場所で育った木なのです。

そうした木が「この土地で生きるんだ」と我々を励ましてくれているように思います。

放射能被害で福島を離れた人々は今現在、五万人あまりいます。いったん出て戻ってきた

人たちもいますが、いずれにしろ、「ここで生きるんだ」と決心した人間に、植物は

いろいろなことを教えてくれます。

動物と植物の違いは、都合のいいところを動き回って生きるか、ある場所に固定して

生きるか、です。

植物は一つの場所を動くことなく、自分自身を変化させて生きていきます。夏の櫻の

鬱蒼とした様子は葉を落とした冬のときとはまったく違います。一年のあいだに、大きく

変化する日本の木は、一つの場所で四季をいう大きな変化に合わせて生きているからです。

そういう意味では「自分を変化させてこの土地で生きる覚悟」のようなものを植物は

わたしたちに教えてくれます。

 

この青柳さんの櫻の写真と玄侑さんの文章は、

微力ながら福島を支援させていただいているわたしに

「あの瓦礫は過去、櫻は未来。必ず復興できる!」

と語っているようにおもえます。

皆様にも是非、読んでいただきたい。

華厳の詩人・・

2019.08.25

私が尊敬する臨済宗の禅僧、玄侑宗久さんの書に時々登場する金子みすずさん。

もっと知りたくなってこの書を買ってみました。6人の論客がみすずさんを

分析しています。

6人すべてに共通するのが、みすずさんの詩は「華厳の世界」であり

彼女の書く詩は紛れもなく宗教的な情景であるということです。

 

その中で一つの詩を紹介します。

 

このみち

 

このみちのさきには、

大きな森があろうよ。

ひとりぼっちの榎よ、

このみちをゆこうよ。

 

このみちのさきには、

大きな海があろうよ。

はす池のかえるよ、

このみちをゆこうよ。

 

このみちのさきには、

おおきな都があろうよ。

さびしそうな案山子よ、

このみちを行こうよ。

 

このみちのさきには、

なにかなにかあろうよ。

みんなでみんなで行こうよ、

このみちをゆこうよ。

 

このみちの先に仏の世界があることを完全に意識した詩だとおもいます。

ひとりぼっちの榎や蓮池の蛙やさびしそうな案山子を誘っていますが、

断られることが当然わかっている、一人で仏の世界に行くんだという

26歳で自死をえらんだみすずさんの強い意志が伺える詩とおもいます。

当院恒例のオリジナル・カレンダー

2019.08.14

毎年11月から来年のカレンダーを患者様に配布しております。

以前は既製品でしたが、ここ5年はオリジナルなものを作っています。

うちには犬6匹・猫7匹いますので、表紙と12か月分でちょうど13枚カバーできます。

このシータにも登場してもらいます。

すでに印刷屋さんにデータを送っており、校正も返ってきております。

11月初旬からの配布、楽しみにお待ち下さい。

医者も変わる~

2019.08.8

非常に面白い書です。

この書の主役は土橋医師です、玄侑さんが上手く、土橋医師の仏教的背景を

引き出しているようにおもわれます。

かってはバリバリのサージャンであった土橋医師ですが

メスを置いた今では、ターミナルケアー・ホスピスに従事されています。

医者も人間、みんな諸行無常、変わるんですね、

是非読んでいただきたい書ですね。

令和の唄姫!

2019.08.3

いつも仏教書など堅いお話ばかりですので今日は少し違うジャンルを。

高校生の頃はクラシック三昧でした。当時は指揮者にはまっていて200人

ぐらいの指揮者の生い立ちなどは暗記していました。

ピアノ奏者ではマルタ・アルヘリッチのファンでしたね。

社会人になってからは、ケニー・GのサックスにはまりCDを買いあさっていました。

今、通勤の車の中で聴いているのは城南海ちゃんです。

現在、これだけ唄える歌手はいないのではないでしょうか。

奄美民謡出身で、高音で半音裏返るグィンと呼ばれる、奄美民謡のコブシが

特に素晴らしいです。

紅白初出場を願うばかりです。

ささやかなボランティア~

2019.08.1

いままで2匹の犬の里親になったことがあります。

最初は震災後の福島から老柴犬を、その後熊本の天草から雑種犬を

引き取らせていただきました。

すでに2匹ともそれぞれ老衰、病気で亡くなりましたが、十分な世話をしてあげられず

命を繋ぐ最低のことしかしてあげれませんでした。

現在は、家内の病気のこともあり、新たに里親になることはできませんので

後方支援をささやかにさせていただいているだけです。

 

7年前に、野良猫だったチャコをうちの子にして、しばらくして妊娠していることが

わかり、5匹の子を産みました。そのうち4匹はうちにいるのですが

二男の黒猫のキリ君は、生後45日頃に里親様にもらっていただきました。

里親様宅で幸せに暮らしているとのことです。

済洞の雄!

2019.07.30

玄侑istのわたしにとって、かなり敷居の高い書でした。

玄侑さんファンになってすぐに読んだ書でした。

臨済宗の玄侑さんと曹洞宗の南直哉さん、同年代の禅僧二人の対談というより

問答集です。

玄侑さん単独の書ですと、非常に理解しやすい言葉と文章の組み立てですが

この曹洞宗の南僧は相当頭の切れる禅僧で、それに応じて玄侑さんも本来の

頭脳で応戦していますので、わたしら素人にはちょっとついていけない感があります。

腕に覚えのあるかたは一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

c.f.小野市のK医師なら読解されるとおもいます

行く川の流れは絶えずして、しかも本の水にあらず

2019.07.16

この書もわたしが選ぶ玄侑さんのベスト本の一つです。

玄侑さんの書はすべてを4,5回読んでおりますが、

玄侑さんの仏教的思想背景にはまちがいなく

鴨長明の「方丈記」の考えがあるとおもいます。

 

わたしも「無常」を痛切に感じている一人であります。

皆様に是非読んでいただきたい書

2019.07.15

わたしは生粋の玄侑istです。

 

ご存じのかたも多いとおもいますが、玄侑宗久さんは臨済宗妙心寺派の禅僧で

現在、福島県三春町の福聚寺の住職さんです。

勿論、優秀な賢僧ですが、芥川賞作家でもあります。

 

物理・科学、医学にも精通され、地元の原発事故処理の有識者委員会の委員も

されております。

眼科医のわたしなんかよりもはるかに医学に精通されており、科学としての医学でなく

すべて仏教的な背景を伴う医学を語っておられます。

そして多くのお医者さんと対談されていますが、そのほとんどが仏教が語れるお医者さんです。

この土橋医師しかり、聖路加病院の故日野原医師とも対談されています。

 

この書は、現在ターミナルケアに従事されている土橋医師との対談ですが、

ターミナルケア、すなわち死および死後の世界に関わる医療です。

医療と仏教、オーバーラップする部分が多いです。

さらにこの書では、医学会の裏事情にもふれており、医者というものは、病を治す

絶対的な存在ではなく、自分自身の精神・魂が病と闘う(いや、共存する)ことも

述べておられます。

 

医療と仏教を上手く融合させた、いい書です。

是非、読んでいただきたい一冊ですね。

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