蓮は泥より出でて泥に染まらず

蓮は泥より出でて泥に染まらず

2013.07.30

私が尊敬する曹洞宗のお坊さんM氏の書より。

 

蓮が育つのは、清らかな水ではなく濁った泥の中。それでも蓮は泥に

まみれることなく、花芽を伸ばして気高く美しい花を咲かせます。

 

自分の仏性を磨いていけば、どんな環境にいてもその影響を受けることなく

心穏やかに自分の花を咲かせることができるという意味ですね。

こうありたものです。

任運自在

2013.07.22

「任運自在」(にんぬんじざい)

 

禅語で、流れに身を任せその巡りあわせを味わうことです。

大きな流れに自分をあずけて、悠然と生きることです。

嫌なこと、腹の立つこと、思わぬアクシデント・・・。どんなことが起きても

任運自在、飄々と生きることを目指したいですね。

歓迎、効率の悪さ

2013.07.12

利便性や効率性を重視したため、大変なことになってしまったことは前に述べました。

 

今日は尊敬する坊さんG氏と思想家・人類学者のN氏との対話から抜粋しました。

G氏:福島県の農業従事者数は全国二位(2011年)なんです。ところが、生産高は

十一位(2010年)なんです。つまり、効率がとても悪い。この効率の悪さが私は

好きなんです。

N氏:効率の悪さこそが、将来の日本農業の武器になると、ぼくはにらんでいます。

福島県はとくに有機農法も大変盛んなところで、そのことも効率の悪さに関係

しているかもしれませんね。

 

私も効率の悪さは大歓迎です。人類は一度、原点に戻らないといけない。

原発を続ける限り、人類滅亡は免れないでしょう。

先のことはわからん

2013.07.8

尊敬するお坊さんG氏と、精神科医で人間・環境学博士のK氏の対談から

 

G氏:若者をはじめ現代人はフロンティアスピリッツがなさすぎる。極端なのは、子どもを産んだあとの

ことを考えると大変だから産まないでおこうという選択。産んでもいつかその子が自殺するかもしれない

と思えば、最大の安全策は産まないことでしょう、そこまで行ってますよね。計画とか目標というと、

とても立派に聞こえますが、私などには、それは予断としか思えない。「先のことはわからん」が

禅宗のお坊さんの口癖だったと江戸の川柳にあるのですが、いまはわからない先のことに対して

一所懸命計画するわけでしょ?それで自分を牽引していくというならまだいいのですが、状況が変わっても

その計画のほうにしがみついて、目標と一緒に心中するという感じがありますね。

 

K氏:いまは、挫折や失敗といった「対象喪失」にできるだけ直面させない、怪我をさせないように極力

配慮しますから、子供の側も、失敗したり、ヘタを打ったりすることを怖がるわけです。

「先のことはわからん」とは、とても素晴らしい言葉です。実は人生ってそういうものですから。

エイジングを楽しむ!

2013.07.1

私は、アンチエイジングという言葉は好きではない。

老いに逆らって若さを維持したいというのは、若さに対するコンプレックスや憧憬があるからでしょう。

要するに今の自分に自信を持っていない現われと考える。

 

五木寛之氏の言葉を借りますと、「アンチ」ではなく、「エンジョイエイジング」で、エイジングを

否定するのではなく肯定しながら愉しむという発想ができないかと、僕は考えているんです。

たとえば登山では頂上を目指して、荷物を抱えて必死に登るでしょう。その時は前しか見ていない。頂上に着いて下山する

ときは、ちょっと気持ちに余裕があるから、ああ向こうに海が見えるな、足元には高山植物が咲いているな、あそこに

雷鳥がいるなというふうに優雅に安全に一歩一歩降りてゆく。これが人生後半の成熟した生き方だろうと思うんです。

 

玄侑宗久さんの言葉:過去のある時期が頂上だったとは考えないんですよ。常に今が頂上である。70歳なら

69年待ちに待ったピークの70歳がいまきているんだと考えたい。

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