諸行無常を切に感じた一年でした~

諸行無常を切に感じた一年でした~

2021.05.2

家内が若年型認知症を診断されたのが8年前です。その後、家内と二人三脚で頑張ろうと

介護してきましたが、流石に仕事との両立は難しく、気が付いたら私の体重が半年で13kgも

減っており、体調にも不調をきたすようになり、このままでは共倒れになると考え、

昨年5月にまず精神病院入院で治療をしていただき、9月から、小規模多機能ホームで

お世話になっております。精神病院入院中には看護師がコロナに感染し、家内らも全員PCR検査を

受け幸い全員陰性で胸を撫でおろしました。退院時には自力では歩けないぐらい衰弱しており

生命の危機を感じたほどでした。

その後の入所先で、本当に手厚い介護をしていただき、自力歩行もできるようになり、

自分でスプーンを持って食べることまでできるようになりました。

 

家内が近くに戻ってきてくれて、状態もかなり良くなってくるにつれ、わたしの体調も

だいぶ良くなってきました。

家内の認知症発症と時を同じくして、私は、自己都合で15年間所属した医師会を辞めました。

私は元々、昔から表舞台は歩めない、裏街道を歩いてきたような人間ですので、特に不自由さを感じることもなく

医療を続けて参りましたが、年齢的にももうこの先長くは仕事は出来ないだろうと思い、

最後ぐらいは、医師会に所属した真っ当な医者で終わりたいと考え、医師会に再入会を申し込み

ましたが、反対され、再入会はかないませんでした。

残念ですが、今まで通りですので、裏街道を歩きながらも、患者様本位の医療をしっかり続けさせて

いただきたいとおもっております。

 

私は今まで一度も長男には、医院を継ぐように強制したことはありません。長男には長男の人生が

あります。ましてや、うちは代々続いた医院でもありませんし、私がゼロから始めた医院ですので

私の代でゼロに戻っていいと考えております。

ただ、身体と頭が動く間は、患者様のために貢献させていただければ幸いとおもっております。

 

連休初日の今日もまず家内の面会に行ってから、

わたしのトレジャーであるローライダーとサイドカーに乗ってきました。

昨年のGWはとてもバイクに乗れるような体調、精神状態ではありませんでした。

今年、こうやって趣味に時間を割くことができるのも、

家内にいい介護を提供してくださっている施設のスタッフの方々のおかげと感謝しております。

有難う御座います。

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